高血圧の原因は塩分の摂り過ぎ!?
一度高血圧だとわかったらやめる習慣
生活習慣の改善
高血圧には、遺伝の影響やホルモンが関係している場合がありますが、
生活の習慣が原因である場合も少なくありません。
高血圧症が生活習慣病といわれているゆえんです。
それらの習慣を改善する事が大切になります。
食生活の改善
一つには食生活をみなおします。
バランスの崩れた食生活はすべてのことに影響しますが、
特に高血圧のことを考えるならば、塩分の取り過ぎを注意すべきです。
塩分を取り過ぎると血液中の塩分濃度が高まり、
その濃度を下げようとして水分を取り込み血圧が高くなります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では
18歳以上の男性は1日8gの塩分摂取を目標としています。
昼食に食べるラーメンの塩分量は一杯7g程度ですので、日頃の塩分摂取量の多さがわかります。
それゆえ薄味の食事や塩分を押さえた調理法を推奨しています。
食生活で脂肪分や肉類などを好んで食べる習慣も改善すべきです。
カロリーの取り過ぎは肥満となり、高血圧となります。
肥満の方は適度な運動をすることで血圧低下が期待できますので推奨されています。
会社勤めの方の昼食時の外食は、カロリー過多になる傾向が強くありますので特に注意すべきです。
飲酒や喫煙
飲酒の習慣も改善の対象です。飲み過ぎは血圧を上げ様々な負担が体にかかります。
アルコール摂取の場合、少量の飲酒は好ましい結果も出るのですが、
摂取しすぎる場合は明らかに悪影響が出ます。飲酒はコントロールすることが重要です。
喫煙の習慣は高血圧の大敵といわれています。
喫煙は動脈硬化を引き起こし血圧も上昇させます。
禁煙することで高血圧のリスクを大きく減らしますので、
やめるべき習慣の第一です。