高血圧の原因は塩分の摂り過ぎ!?
自分の高血圧の重症度はどうしたらわかる?
高血圧の重症度
高血圧症は自覚症状が少なく、自分自身の状態を自覚だけで知ることが難しい症状です。
初期の自覚症状は、頭痛、めまい、耳鳴りというのがあり、気をつけていればわかるのですが、
この症状は高血圧症だけの固有の症状ではないため見逃しやすく自己判断は困難です。
自分の血圧を正確に知るには健康診断での測定値が一番正確です。
この数値には最高血圧と最低血圧の値があります。
数値には医師が定めた基準値がありますので、
その基準値が高血圧症の症状の度合いになります。
しかしあくまでも基準になりますので、その値による自己診断は危険です。
血圧は日々の生活や測定状態によって大きく変ります。
自分の血圧値を過小評価せずに、医師に相談することが大切です。
市販の機器を購入して測定している方や
施設に備え付けている機器を使っての測定も大切ですが、
はかり方を間違うと自分の正しい血圧の状態を把握できません。
正しい測定方法にはポイント
正しい測定方法にはポイントがあります。
まず毎日同じ時間に測定します。測定する時はリラックスした状態である事が大切です。
排便を我慢している時や、運動直後は血圧が上昇しますので正しい値を測定できません。
測定前の食事や、運動、入浴などはひかえます。
さらに血圧は「心臓の高さにある上腕の血圧を座って計測した値」が基準ですので
座ってはからなければなりません。
高血圧が進行すると動悸や呼吸困難などが起こる場合があります。
それ以外にも胸が痛く感じられたり、体のむくみや、しびれ、
夜間頻繁に尿が出るなどの症状が出る時があります。
このような場合は合併症を引き起こしている場合がありますので、
即座に病院に行き診察してもらいます。