高血圧の原因は塩分の摂り過ぎ!?
高血圧からなってしまう他の病気は?
高血圧が原因の病気
高血圧症は、血管内の血流の圧力が高い症状をいいます。
ただこの症状が続いた時に一番怖いのは、動脈硬化に関わってしまうことです。
血圧が高いと血管内の壁が厚くなり、内側は狭くなってしまいます。
また血圧が高いと血管内が破損してコレストロールなどが溜まりやすくなり、
更に血管内が細くなってしまう悪循環が始まります。
これが続くと血管は硬くなり動脈硬化という症状になっていきます。
血液は体の隅々まで行き渡っていますので、
動脈硬化が起こると様々な箇所に弊害が起こるのです。
心臓と脳の病気
高血圧症の合併症で死に関わるものとすれば、心臓と脳の部分です。
心臓の場合狭心症や心筋梗塞などが起こります。
いずれも血管や血液の循環が正常に起きない場合に起こる症状です。
脳の場合、脳の血管が詰まる脳梗塞と
脳の血管が突然破れる脳出血やくも膜下出血などがあります。
日本人の病気による死亡率の1位はがんですが、2位が心臓の疾患、
3位が脳内の血液疾患となっています。
脳の疾患の患者の場合3割が寝たきりになっています。
動脈硬化を放置しておくと、腎臓の機能を低下させ心不全といった病気になります。
この場合だるさ、むくみ、食欲不振などの自覚症状が出ます。
高血圧が原因ではないのですが糖尿病の発病率が2倍から3倍高くなることがわかっています。
この背景には糖尿病の高血糖で血液量がまし血圧が上昇したり、肥満体の場合
血液を上げるホルモンが多く分泌されたりと高血圧になる要因が増えてくるからです。
これ以外にも様々な病気が併発される危険をはらんでいるのが高血圧症です。